考えること

2006年6月11日
私は北海道の大学なのでよく北海道大学のクラーク博士について考える。

彼は北大に来たとき当時の札幌農学校の学生に対して「禁酒・禁煙」を徹底させた。

その上で学生が紳士になることを願い、学校に最低限の規則しか設けなかった。

もし、その状態で学生がその規律すら守らなかったらどうするかというと「ただ退学せざるのみ」だったそうである。

規則がすくないので北大は自由という言い方をされる。

しかし、現代の北大生にとって「自由」というものは都合のいい解釈しかされずに受け継がれ、北大というものは本当に廃れてしまった。

北海道民は北大を誇りにすら思っている。

本当は「埃」にしかなっていないものを・・・。

北大はそもそもクラークの理想によれば禁酒禁煙は最低限徹底して行われるべきものである。

それが現在では大学生になった学生に対して入学式前夜祭という行事が開かれ、その打ち上げでまだ大勢未成年のひとがいるというのに居酒屋に連れて行き酒を飲ませる。

さらには6月の大学祭で20人程度を救急患者として病院送りにしている。

飲まない学生に対して強要することはあまりないのかもしれないが、禁酒を徹底しなくてはいけない学校とは思えない廃り具合である。

さらに現在の北大は年間約50人程度が北大病院の救急部に急性アルコール中毒で救急車で運ばれているそうだ。

毎週1人は運ばれている計算である。

ありないとは思いませんか?

それに大学側は大学側でなにも対処もしない。

法人化されて大学の権限が認められるようになった現在であるからこそ、今は亡きクラークの意思を尊び、最低限の規則すら守らない学生を退学処分にするという規則を明記し、その中で禁酒禁煙の徹底を実行していくことがぢあがくの価値向上につながるのではないかと思う。

まあもうなにもかも無理なんだろうけどね・・・。

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